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マクロビオティックで快適生活レシピ Vol2 穀物、根菜を使ったレシピで体内バランスを整えよう! 

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秋も深まり、作物のおいしい季節がやってきました。そこで今回は、秋に旬を迎える穀物や根菜を使ったマクロビレシピをご紹介。マクロビの考え方をもとにした食材選びで、体内のバランスをコントロールしていきましょう!

陰と陽のエネルギーを使って、バランスのとれた体内環境へ!

マクロビオティックには、前回ご紹介した「一物全体(いちもつぜんたい)」と「身土不二(しんどふじ)」という考え方のほかに、「食材には“陰陽”のエネルギーがある」という考え方があります。「陰陽」という考え方は中国の「陰陽五行説」から生まれたもの。その考えでは、この世界における万物は陰と陽の組み合わせによって成り立っているとされています。

マクロビオティックでは「陰性=遠心力」、「陽性=求心力」ととらえられていて、この2つのバランスを調節することで健康な体を維持できると考えられているのです。 「遠心力」の性質を持つ陰性の食材には体を冷やす作用があり、おもにトマト、ナス、キュウリなどの夏野菜が挙げられます。一方、「求心力」の性質を持つ陽性の食材には体を温める作用があり、白菜、ショウガ、ネギのような冬野菜が代表的です。

私たちの体はこうした「陰陽」の影響を受けることで体内バランスを整え、健康を維持していきます。そのため、陰と陽のどちらかに偏った食生活を送っていると、体内のバランスが乱れて肥満や不調の原因となってしまうのです。とくに気温の変動が不安定な秋は体調を崩しやすいので、バランスのとれた食生活がのぞまれます。

第2回目である今回は、秋の旬野菜を使って「陰陽」のバランスを整えることができるレシピをご紹介。「陰陽」のバランスを上手に利用して食生活を改善し、季節にあった体内バランスを取り戻しましょう!

陰と陽のエネルギーを使って、バランスのとれた体内環境へ!

花田美奈子 先生
監修
花田美奈子 先生
プロフィール
ナチュラルフードプロデューサー。銀座「マキシム・ド・パリ」、六本木「パブ・カーディナル」、新宿「エル・フラメンコ」など、数々の有名レストランをプロデュースしてきた経歴を持つ。現在では五本木「ハナダ・ロッソ」を中心に、その活躍の場を広げている。主な著書に『ハナダ式玄米菜食 らくらく健康食生活』(竹内書店新社)、『デトックスクッキング』(グラフ社)など。